断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

8/8の覚え書き

 夏らしい、湿気と熱気に満ちた日でした。
 クーラーない部屋でTRPGするのはいやだ〜。


・1部
 2回生NさんのGMでブレイド・オブ・アルカナ
 BoAの世界観を用いた別システムで遊んだことはあったけど、普通のセッションは初めてかもしれません。
 千年期の終わりに、偽救世主を名乗る少女が現れたり、司祭が啓示を受けたと邪神信仰にはまったり、教会では紙切れ免罪符が売られていたり、そんな感じ。
 自分が割り振られたのはPC4の異端審問官。闇に隠れてマローダーを狩る、みたいな役どころです。
 温厚なタイプにするか、モズグス様タイプにするか迷ったのですが、PC1の司祭にプレイヤーが付けた設定は汚職まみれの悪徳聖職者だったため、行きすぎないよう前者に。なお、PC1はゴッドウィル司祭という名前でした(笑)。プレイヤーはOBのAさんだけど、相変わらず野性的天才ですな。
 セッションは、(遅れてきた人も合わせ)プレイヤーが6人になったためか、初期ハンドアウトを活かせないまま、2回戦闘して終わる具合。プレイヤー数のためかGMがハンドリング仕切れていない印象でした。途中手がかりがぷっつり途切れ、調査方法を提案しても拾えない状態だったのです。想定していない方向に流れたにせよ、単調にならないようもう少し工夫が欲しかったところ。
 初期のセッティングや関わる事象は魅力的なだけに、次回以降は活かせるセッションを!
 フォローしようにも、人数が多いと、出ずっぱりになるのを怖れるため、中々難しいところであります。


・2部
 OBであるHさん(将軍)のSW2.0。
 PC1が正体を隠せないナイトメアで、優れた力を持つにもかかわらず、嫉妬を抱いた村人にはめられ、人々から畏怖と侮蔑の目を向けられるという設定。PC2がその愛人、PC3はお節介な友人。PC4が騎士でPC5がそのおつきでした。この回も飛び入りがあったため、6人目としてグラスランナーのフェンサー/スカウトが追加。
 PCはルールブック3の作成済みキャラクターを参考に作られた10レベル程度の冒険者。
 うちはPC2だったため、芯の強いキャラクター設定を作って臨んだところ、PC1だったAさんから「わかってませんねぇ、それじゃだめなんですよ」とダメだしをくらいました。くそう。
 PC1があまりにいじいじしている上に、別の女性に走ったりするから、決断を迫るシーンで「帰るんならそうしな。それであの娘と、一生傷をなめ合って暮らせばいいさ!」みたいに煽ったのがお気に召さなかったみたいです。嗜虐心が強すぎるとかで、女性キャラクターは、たとえ本音はそうであってもオブラートに包んだ言動をすべしと諭されたり。
 悔しいので、次の機会があれば、お気に召すままのキャラクター造形で、AさんのPCをハメ殺すことを目的とすることを決意しました。あっと、GMが1回生とかならやりませんが!
 セッションの方は、PCがそれぞれ味があり、シナリオの仕掛けも面白く。PC4の騎士が、おべっか使いができず宮廷に適応できな様とかはホントいい味出てました。その路線で突っ走ってしまったため、最後の重要な任務に失敗するところでしたが、それはそれで盛り上がったのでよいと思います。一応ハッピーエンドに到達できたからね。
 うちらOBだと、リスキーな状況を突破して目的を達成する「最適解」みたいなのを知っていますが、その行動が面白いかというと決してそんなわけではありませんので。正解がないのが生のTRPGの良さだといつもながらに思います。
 それにしてもSW2.0は、世界観(ゲーム再現のためにシステマティックにしすぎて、情緒や味わいに欠ける、と考えます)はともかく、システムは高レベルに至るまで割とバランストって作られているのが好印象です。


・3部
 ロック。レイザークでとりあえず勝てたの巻。
 1部から続いていたメックウォーリア(先週とは別のGM)が、朝方までやって、最後のバトルテック・パートでダイス目悪く壊滅という惨劇が発生しておりました。サイコロ運は仕方がないところもあるとはいえ、シビアですのう。
 来週は休みなので、ゆっくりシナリオでも作り込んだり、ネタ仕入れしたりしておく予定です。