断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

リプレイ二つの雑感

 土曜に購入したダブルクロス3rdの『リプレイ・ジェネシス』と、ガンドックゼロの『アゲインスト・ジェノサイド』の簡単な感想。
 前者は、キャラ立てとPC同士の絡みはさすがの上手さ。シーンによる時間飛ばしの豪快さにはかなりびっくり。ファジーな世界観は、好みが分かれそうですな。かつてのRPGマガジン読者としては、かのブロウベルさんが今風の世界に合せたキャラクターを演じている様にちょっと感動いたしました。あっと、旧版のリプレイは一切読んでおりませんので、その視点からの雑感です。
 後者は、一見PCはしぶいものの、やりとりの軽妙さと会話に盛り込まれた小ネタが大好き。ミッションを積み重ねることにより達成していく感じは、自分がGMする際に苦手とするだけに興味深く。第一話のラスト、スナイパー対決あたりは、リプレイとしては出色の出来ではないでしょうか。第三話の宗教ネタがらみは、ぶっ飛びすぎな気もいたします。けど、キャンペーンの後半、辻褄合わせをしていると無茶設定が生み出されるのは最近経験しただけに、逆に「あるある」という親近感を覚えたり。
 あー、好き放題言って、全然参考にならない感想ですな。いつものことだけど。