断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

2/14、2/15の覚え書き

 強化期間が始まり、平日や日曜にもセッションが組まれています。
 平日は無理だけど、日曜なら・・・ということで参加してみました。
 そして体力切れを起こしました。むぐ。


・1部
 2回生Tさんのアリアンロッドに参加。
 独自の味があるとの評判は聞いていましたが、初めてのプレイヤー参加となります。
 事前の説明は「アリアンロッドという魔法の杖を求めるPCたちの冒険」とのことでしたが、開始直後に酒場の親父から聞いた伝説が次のようなもの。
 「北の国にいた姫君が、小鳥から授けられた杖で、どんな願いも叶うとされる。彼女が杖を手に入れたあと、病気やら事故やらで王位継承権を持つものは死に絶え彼女が女王となり国を治めた。それ以降、子供たちが城に集められ、二度と元の姿では戻らなかったという・・・」
 えー、なにその危険物?(笑)
 自分の作ったPCは、ライフパスを振った結果、「人工生命体」で「愛に生き」「真理に到達する」というキャラクターになってしまいました。なので「古代の書庫管理用に作られた人工エルダナーン(男)だったが、迷い込んできたパーティのアコライト女性に一目惚れしてしまい任務を放棄。今では、女性と見れば声をかける女好きだが、人工生命体のため顔立ちが整いすぎて表情に乏しく、不気味がれるのが関の山。」というぼけ役を作成。
 本編ではライトな雰囲気と唐突な展開を堪能いたしました。
 好みがあるから人を選ぶでしょうけど、個人的には評価してますよん。


・2部
 Aさんのメガトラベラー(?)に参加。
 なぜ「?」かというと、世界観はメガトラなんですが、システムは三国志演技を使い、星を開拓してゆくパートではカタンの開拓者を用いるというちゃんぽんだったからです。
 時代は皇帝暗殺から少したった時期。稀少鉱物の埋蔵が認められた未開拓の星に、海軍、トラベラーズ協会、海賊、学院の4勢力が乗り込んでくるというもの。
 プレイヤーたちは最初、どの勢力に属するか選ぶ(PC全員がそこに属することとなる)ところから始まりました。結果的に選んだのは無難に協会でしたが、(明らかに怪しい)学院を推す声もありました。
 自PCは開拓ものかつ不利益表で幼い子連れという設定がついたこともあって、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の主人公であるダニエルをモデルにした、羊の群れに入り込んだ狼のような人物造形で作成。設定や台詞はやたら強そうでしたが、プレイヤーが饒舌すぎてぶちこわしだったのは内緒です。


 開始直後の開拓は、ルールを少しいじったカタンだったのですが、他勢力に直接攻め入ったり三国志の超絶能力で資源補給や妨害ができるとわかり、何でもあり感のする流れに。
 根幹の筋立てはおもしろかったし、なにより随所にちりばめられたSFネタが個人的に好きなものばかりだったので楽しい時間を過ごしました。8時間はちと長かった気もしますが!
#終了したのは朝の6時でした


・翌1部
 「参加者が足りなかったら呼んでください」とメモを残しておいたところ、3時間の睡眠のあと電話がかかってきたので参加。
 MさんのGURPSに参加。世界はオリジナルのファンタジーです。
 GMはPCのデータを5人分用意していたのですが、今回は参加人数が少なく卓に入ったのは私を入れて3人でした。なので、5人中から(重要な)3人をGMが選んで、それをプレイヤーが選択する形に。
 騎士見習いの少年(主人公)、その友人である魔術師の少女(ラブコメ要員)、事件の起こる地域を出身とする傭兵(隠し設定付き裏主人公)の3人がPCとなりました。改めて面子を見ると、自分以外の二人は1回生。状況とGMの意図を勝手にくみ取り、魔術師の少女を選びました。
 睡眠時間不足のため、テンションが妙だったり、集中力に欠ける部分があったかもしれませんが、基本的にはサポートに徹したつもりです。
 内容は王道から少しひねった感のあるライトファンタジーでした。途中のギミックが好みだったり。
 ともあれ「この世界のドラゴンは穏健そうに見える個体でも殲滅するべきである」という意見を抱いて口にするのは悪のりが過ぎたかもしれませんね。
 テーマとして「姫君」「ドラゴン」「ダンジョン」をあげられており、GMがそれらのキーワードをどう捉え、どう調理するのか興味深く見させていただきました。
 今週打つ予定の深淵シナリオが「姫」「騎士」「龍」「魔女」「物語」を主眼とするものだけに、キーワードに対する共通する認識と感性の違いを楽しんでいたのは秘密です。