断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

12/13の覚え書き

 犬の方が安定したので、問題なく出席できました。
 拡大例会ということで、レアめな顔もちらほら。
 同回生のG先生とも久々に会えて楽しい時間を過ごせました。


・1部
 一回生Yさんのアリアンロッドに参加。
 森に突如出没したアンデッドの謎を探りつつ、戦っていくシナリオでした。
 邪神の神殿跡のようなものがあり、それが原因となっていたわけですが、ライフパスを振ったところPC5人のうち2人が「邪神の祝福」を受けているという危険な空気でスタート。終盤までは設定に匂わせる程度だったのですが、ラストでそれが生かされるというRPGならではのオモシロ展開に。
 実は調査よりも、戦闘がかなりガチ気味で、「5人だし余裕だろ」の精神でクラスをてきとーに選んでいたPCたちはラスト戦闘で地獄を見る羽目に陥りました。結果的には、要所要所で運が悪かったのもありますが、パーティは後一歩のところで壊滅。
 そして「邪神の祝福」を受けていた二人が敵側の下僕となり、一人は邪神神官の器とされ、残りの二人はアンデッドとなって村を襲うというエンディングに(笑)。容赦なくていい感じです。
 展開的には、調査パートが若干間延びした印象だったので、適度に締めるか意外な方向性を投入し緊張感を与えれば、さらにブラッシュアップできるかと思います。


・2部
 自分がGMで深淵。
 実は1部で(自分の参加したのもあわせ)「森に分け入るシナリオ」が2本だったので、同じように森に迷う展開を考えていた自分は紹介に困ってしまいました。
 シナリオは緩めに組んでみたのですが、NPCの設定や終盤の展開予想が全然詰まっていませんでした。しかし、この程度の方が(アドリブに集中できるので)やりやすい感触もあり。ブランクは十分に埋まった感じになってきたので、設定の詰めと適度な緩さの配分が今後の課題です。
 シナリオは紫妖精の棲まうジェブヴェエリルの森に攻め入ろうとするマイオス大公国の野心家の公子と、それぞれに思惑のあるPCたちが関与していくような展開。
 プレイヤーは3人で、二つ目の運命はランダムから選ぶ半構造型。
 PCの内、一人は槍の侯爵シュトロアの血を引くという人外(「血の渇き」が付随するため特にひどいことになる)だったのですが、さらに穏当な設定だったはずのPCにも「死の約定」がついてしまい、ブレーキ役の存在しない構成に。


 本編は3時間26分でした。最初から公子と対立する動きになったため、序盤に想定していた晩餐会とそれに絡む政治的思惑がカットされ、ダイジェスト説明のみになったため、時間の短縮になった模様。考えていた設定は半分ちょっとぐらいしか本編では使えませんでしたが、そのおかげで冗長な印象を与えずに済んだのかも。
 印象的なシーンもいくつか作れたため、個人的には楽しかったけど、やり過ぎたかもしれません。
 あとは運命による設定縛りが、プレイヤーを動きにくくしているかもしれないなあ、との感触がどうにも拭えませんでした。窮屈な思いをさせていなければよいのですが、システムの宿命もあるからなんとも。
 最後入れるのを忘れていた白い鹿と妖精騎士の示した星座の刻印、本編を反映しきれなかった一部エンディング、シナリオテーマとイメージ(虫、蛹、蝶の変化など)の統一がいまひとつ、など反省点は数えきれず。
 昔の感覚が少し戻ったのは収穫でした。次もがんばろう。


・3部
 だべり、定番ゲーム3回のコンボ。
 2試合目は、奇跡としか言えない超展開の連続で30分ぐらいで終わりました。
 3試合目は泣けるぐらいに酷いゲームで、終わった瞬間に敗者からも歓声が。