断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/13の覚え書き

 有言実行を心がけるべく、若干無理を通してみました。

・準備
 ヴァンパイア:ザ・レクイエムのゲームマスターをするべく、木曜辺りからPDFで購入してみたシナリオCriminal Intentを遊べるように準備を開始しました。
http://secure1.white-wolf.com/catalog/product_info.php?cPath=74&products_id=935
 当初はとにかく遊べるようにすればいいや、といういい加減な準備で済ませるつもりでした。が、NPCの情報だけは一応訳を作ってみたところ、自分がシナリオをどれほど適当に読んでいたのか判明。読み飛ばしがかなり多そうで怖くなったので、NPCの設定とシナリオ本編は一通りてきとーな訳文を作ることにしました。
 が、さすがに時間的にぎりぎり過ぎて、睡眠時間を削ったにもかかわらず、準備できたのが土曜の16時。英語力の低さに絶望するばかりです。都市設定とリンクさせるだけの余力はなかったので、そこははったりで切り抜けようと腹をくくって出発します。


・2部
 プレイヤー4人でセッション開始。久々に開始前に栄養ドリンク(ブースト剤)を準備しました。
 新ワールド・オブ・ダークネスを遊ぶこと自体が初めてなので、キャラメイクと説明に3時間近くかかってしまいました。
 舞台はルールブック付属のニューオリンズを使用。ハリケーン・カトリーナの混乱のいまだ血族社会に爪痕を残しており、統治のほころびが各所に見られるとかいう設定にしましたが、詳細は決めてませんでした。ランケア・サンクタムの勢力が強く、インヴィクタスが人材不足な感じの基本設定ゆえ、シナリオの依頼人(インヴィクタス)の立場を微妙な立ち位置にした程度しか調整はしませんでした。
 氏族、盟約、都市の政治派閥と3つの社会が重なっているのが、やはり複雑な印象は受けます。


 セッションの流れとしては、調査ものだったはずが途中から政治ものの色合いが強く。戦闘の回避は比較的容易な設定なので、全て回避されました。なので戦闘ルールは試せませんでしたが、基本部分のルールは軽くて使いやすく、よい印象を持ちました。
 NPCヴァンパイアの演技はノリノリでしたが、政治的に物事が動いて行く流れは少しやり過ぎたかもしれません。参加していただいた一回生の方には「ヴァンパイアの世界は恐ろしい」という感想をいただいたので、雰囲気はそこそこ出せていたのではないかと思われます。カマリリャがなくなり、上からの重みがゆるくなったかと思いきや、後半はV:tMな色合いが表出してなにやら懐かしい思いにとらわれたり。あと、『支配』は相変わらず凶悪なので、次回以降ストーリーテラーする際はやり過ぎが起きないように対応策は考えようと心にとめましたよ!
 たぶん近いうちに再利用するので詳細はその後にでも。
 市販シナリオだけど、出来はなかなかによいですよ。


・3部
 「操り人形」を1ゲーム。エネルギー切れを起こしてしまい、終盤は大勢を見ず自分の利益ばかりを追求した結果、なぜか1位タイという結果に。