断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

9/6の覚え書き

 今週は拡大例会。1部2部とも26,7人参加で3部でもシナリオが打たれる盛況ぶりでした。

・1部
 1回生マスターの日・・・だったんですが、バランス調整のために様子見していたら1回生GMの卓は埋まってしまいました。てなわけで1回生のプレイヤー参加が2だったYさんの推理ものソードワールド2.0に4人目として参加。
 実はSW2は初めて遊んだのですが、思ったより違和感ありませんでした。魔導機時代の遺跡の上に立てられた街の闘技場で起こる殺人事件を解決するというお話でした。人間という存在に惹かれているルーンフォークのソーサラーを作成し「人間研究のためと孤児院で読み書きなどを教えるが、子供たちを大切なものとしてとらえ始めている。子供たちには闘技場で出世頭の選手のファンが多く、闘技場に連れて行ってくれとせかされる事が増えている」みたいな設定。復帰後2回目ぐらいの女性PCにしましたが、ロボットらしいのでしゃべり方は中性的にして逃げてしまいました。調査が中心ということで、他のPCは人間のスカウト/フェンサー、人間のマギテック/シューター、グラスランナーのバード/スカウトな4人。
 トリック自体はシステムの設定をうまく使っておられました。難易度も高すぎず、落ちも含めてシステムをこういった形で分析してシナリオに組み立てる手法は初めてだったので興味深く。ただし、戦闘用の技能が中心で、魔法も戦闘以外で工夫できそうなものが(SW1に比べると)かなり削られたSW2が向いているかはなんともいえません。
 推理モノだからかキャラクターとプレイヤーの分離が難しかったのもあり、自分が下手だなあと改めて認識させられました。1回生に話を振るときも、PCじゃなくてプレイヤーとして直振りになってしまっていたと思います。次はもっと気をつけます。
・2部
 1部と同じく(以下略)様子見していたら(以下略)。1回生GMの卓はバランスもよさそうだったので、Nさんのソードワールド背景世界を使ったシステムレスの卓に突撃。シナリオ紹介で曰く「PCはファリスの力弱きマイナーゴッドとなって、邪教徒から街を守ってもらいます」みたいなぶっ飛んだ設定。1回生は立ち入り禁止とか、GMが無茶言いまくっていて受けてました。集まった面子は私も含めて好き放題やりそうな3人。
 マイナー神を1から勝手に設定するのですが、それぞれの嗜好が出て楽しげでした。一人目が灯火の神なんですが、火竜との戦いに敗れて熱を奪われたというしょんぼり神。イェルマリオ過ぎてへたれのイメージしか浮かびませんでしたが、(信徒を増やし)力を取り戻して行き、最終的には炎の神にまで出世。2人目はナゾナゾ神。質問を繰り返すことで本人の自省を促す謎の存在だったのですが、途中から言葉による革命な神に。私のは恵みの雨をもたらす神。どんなときでも耐えて希望を繋ぐことを旨とするも、地方によっては飢饉時に安らかな死をもたらす神としても知られている、とかいう邪神に負けた場合に備えて逃げ道も用意してある気弱な設定。
 再利用がほぼ確実らしいので内容は秘密。人々に憑依して邪神のもたらす荒廃と戦い、街をよりよい方向に導くという内容で、与えられた情況に対してプレイヤーが演出も含めてしゃべることしゃべること。シナリオの方向性と面子がうまくかみ合ったようで面白いセッションでした。反省点は・・・3人目に乗り移ったとき「二人目まではかなりまじめにやったし、こいつははっちゃけてみますか!」と宣言して無茶を通してみたら、えらいことになったぐらいですかね。
・3部
 残っている人が多く、シナリオ参加希望を出すも負けたので、定番ゲームに1回参加。一人が変身チェックで別キャラになるも、バランスは意外とよくて、直接対決時にカード運で負け負けになって敗北しました。
 続いて「ウルズッペ」に参加。原始のスープのなかで進化して生き残りを競うドイツのボードゲームです。初めてでしたが、進化のパーツをどう組み合わせていくかで千差万別な戦略が取れるのが面白く、一気にお気に入りゲームになりました。初ゲームということもあり偏食でかつ敵を食う進化をして少数で生き延びようとしたのですが、最後で抜かれてトップと3ポイント差の2位でした。決めうちはよくないですね、なんだかんだで。複数マス移動と蛸足進化をした生物が食いまくっている地域が、同じ色の死の海と化していたのがかなり大うけでした。別の生物を食うほうが、(死体から出る)栄養素たっぷりの海を作り出すのと対照的だったのでやたらヒット。
 あとはだべりを横で聞きつつ半分寝てました。3部卓はなかなか熱いセッションが行なわれたり、Aの魔方陣の新作であるガンパレードマーチが行なわれたりで、最後まで充実していたようです。