断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

シナリオ作成の核

 シナリオの作成方法は人によって違うでしょうし、自分の作り方を軽くメモ。
 深淵のシナリオを作る場合二つのやり方があり、そのどちらかを使います。一つは中心となる話のネタを、思いつきやメディアから拾ってきて、それを背骨にして組み立てる方法。「財宝を集めることを目的とする龍が、PCに偽りの記憶を植え付けて(働き蟻のごとく)宝物を集める手駒とする」とかいうのはこの方法で組み立てました。もう一つは思い浮かんだシーンから周辺状況を考えていき組み立てる方法です。「幼子がこちらに背を向けて何かを齧っている。見るとそれはぶよぶよとした眼球で、少年は一心不乱にその端を噛み切り空腹を満たし、噴き出した血を啜り乾きを満たす」とかを元にシナリオを作ったこともあります。ここ最近は組み合わせています。
 後者の手法を混ぜるとホラーもの的なインパクトが強まります。