断片の物置、跡地

記憶の断片が散乱するがらくた置き場

そういえばシナリオ作成

 サークルは夏の間もほぼ毎週、非公式活動を行うようです。その辺は相も変わらぬキチガイサークルですな・・・。まあ、そこが好きなわけですが。
 ということでシナリオを作成開始。いきなり持って行っても大丈夫だろうという甘い想定です。不用な事態とか、計画があるのに強引にねじ込んで台無しにするとか、そういう可能性をまるで考えないダメOBですから仕方ありませんね。と、自己弁護。
 もともとはシャドウランShadowrun:Missionsから適当なのを訳して持って行こうかと考えていましたが、思ったより準備時間が少なそうなのと、せっかく深淵CONに参加して得るものもあったので『深淵 第二版』のシナリオを組み立てることにします。先月書いたメモからそれっぽいのを一つ引っ張り出してきます。

遙か南の海、多島海にある小さな島で行われる夏至の祭りと成人の儀式における試練を扱った、半構造型のシナリオ。
PCは次の一つ目の運命が決まっている4人、あるいはその場作成の5人まで。
1.魔法の資質を持ち、海賊を追い返した少年。今年、成人の儀式を受ける。
2.PC1を学院に迎えようとするまじない師。本人は魔道師になれなかった。
3.罪人として捕らえられ海賊船の漕ぎ手をさせられていたが脱走した男。
4.PC1の兄貴分であった船乗り。溺れ死んだと思われていたが戻って来る。

 そうそう先月「ゲド戦記」を読み返したり、発掘した「ケルトの神話」を読んでいるうちに、もやもやと思いついたシナリオでした。なんとなく海ものがやりたかったのもあったんでしょう。え、PCが男ばかりで色気がないって? いつものことですよ・・・。 深淵CONで聞いた基準だとこれは「構造型」シナリオって気もしますが、作っていくうちに変わるでしょうしご容赦を。


 とはいえ作成途中のメモを読み返すと、「成人の儀式」と「海賊の復讐」と「不死の船乗りの謎」にPCたちの思惑と葛藤が絡まっており、無意味に複雑にも思えます。構造をシンプルにすることでプレイヤーの意志を反映しやすくする手法を試すために、「成人の儀式」はざっくり削り取り、重要なシーンで通過儀礼か「名付けの儀式」的なものを入れることにしましょう。全体の流れも、知恵を絞って村を守り最終的には海賊を撃退する方向、あたりでとにかくわかりやすく。
 無事実施できたらこっちもレポートあげてみようと思います。